【現役の本音】登録販売者は割に合わない?「辞めたい」と思う瞬間と、それでも続ける理由

「登録販売者の資格を取ったけど、思ったより給料が安い…」 「品出しにレジ打ち、接客までやってこの時給? 割に合わなくない?」

ネット上では、登録販売者についてネガティブな意見も散見されます。 確かに、ドラッグストアの現場は激務です。「資格手当」といっても数千円〜1万円程度。 「苦労して資格を取ったのに、これだけ?」と感じてしまう瞬間は、正直誰にでもあります。

しかし、本当に全ての登録販売者が「割に合わない」と感じているのでしょうか? 実は、「働き方」や「就職先」を変えるだけで、一気に「コスパ最強の資格」に化けることをご存知ですか?

この記事では、現役登録販売者が感じる「割に合わないと思う5つの瞬間」と、そこから抜け出して「高待遇を手に入れるための戦略」を本音で語ります。


目次

ここが辛い!「割に合わない」と感じる5つの理由

まずは、多くの人が辞めたくなる現実的なデメリットを整理します。

1. 業務範囲が広すぎる

「薬の説明だけ」ならいいのですが、実際はレジ打ち、品出し、清掃が業務の9割です。 重い洗剤や飲料水を運ぶ肉体労働もあり、「私は何屋さんなんだろう…」と虚しくなることがあります。

2. 資格手当が安い

相場は月額5,000円〜15,000円程度。 試験勉強の苦労を考えると、「時給換算したら数十円アップか…」とガッカリする人も多いです。

3. 責任が重い(副作用リスク)

お客さまの健康に関わる仕事なので、説明ミスは許されません。 風邪薬と持病の薬の飲み合わせなど、常に勉強し続ける必要がありますが、その努力が給料に直結しにくいのが現実です。


それでも「登録販売者」が最強である3つの理由

デメリットだけ見ると「やめとけ」となりますが、それでも私がこの資格をおすすめするのには、強力な理由があります。

1. 「食いっぱぐれない」安心感は異常

ドラッグストア、コンビニ、スーパー、ホームセンター。 今やどこでも薬を売っています。日本中どこに引っ越しても、「登録販売者持ってます」と言えば即採用されるレベルの需要があります。 この「職探しのイージーモード感」は、他の資格では味わえません。

2. 実は「ドラッグストア以外」が狙い目

「割に合わない」と感じている人の多くは、忙しい店舗で働いています。 しかし、「配置薬(置き薬)の営業」や「製薬会社のコールセンター」「調剤薬局の事務」などは、肉体労働が少なく、待遇が良いケースが多いです。

資格さえあれば、こうした「ホワイトな職場」への転職チケットが手に入ります。

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3. パート・主婦には「コスパ最強」

正社員でバリバリ稼ぐには物足りないかもしれませんが、「時給+資格手当」で働くパートとしては最高峰です。 無資格のパートより時給が100円〜200円高いだけで、月収では数万円の差になります。 「扶養内で効率よく稼ぎたい」という主婦層にとっては、間違いなく「割に合う(むしろお得な)」資格です。

▼あわせて読みたい【主婦・主夫向け】登録販売者資格は本当におすすめ?家事との両立のコツ


まとめ:場所を変えれば「宝の資格」になる

「登録販売者は割に合わない」というのは半分本当で、半分嘘です。

  • 激務の店舗で、安月給で使われるなら「割に合わない」
  • 手当をもらって、条件の良い職場で働くなら「最高に割に合う」

これが真実です。 もし今、「辞めたい」と思っているなら、資格を捨てるのではなく「職場」を変えてみてください。*せっかく取ったその資格は、あなたが思っている以上に、世の中から必要とされていますよ。

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