「登録販売者の外部研修って、毎年受けないといけないの?」
「外部研修を受けないと、資格がなくなるの?」
「研修費用や受講時間って、自腹・休日対応が普通なの?」
登録販売者として働いていると、毎年関わることになるのが外部研修(継続的研修)です。
外部研修は、登録販売者が最新の医薬品知識や適正使用、安全対策などを学び続けるための大切な研修です。毎年度、少なくとも計12時間以上の研修を受ける必要があります。
ただ、実際には「どこで受ければいいのか」「eラーニングでいいのか」「費用は会社負担なのか」「休日に受けるのが普通なのか」など、わかりにくい点も多いですよね。
この記事では、登録販売者の外部研修について、制度の基本、受けないとどうなるのか、eラーニングの選び方、費用負担の考え方、研修制度が整った職場の探し方までわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- 登録販売者の外部研修とは何か
- 外部研修を受けないとどうなるのか
- 年間12時間研修の基本
- eラーニングを選ぶ時のチェックポイント
- 研修費用・受講時間の職場差
- 研修制度が整った職場の探し方
最初に確認してください
外部研修は、登録販売者本人だけでなく、勤務先の店舗販売業者・配置販売業者側にも関係する制度です。受講方法や費用負担、勤務時間扱いは職場によって異なるため、まずは勤務先のルールを確認しましょう。
登録販売者の外部研修とは?

登録販売者の外部研修とは、一般用医薬品の販売に従事する登録販売者が、継続的に知識を更新するための研修です。
登録販売者は、資格を取って終わりではありません。医薬品の情報、安全対策、販売時の注意点、法規などは、実務を続ける中で更新していく必要があります。
そのため、登録販売者に対しては、毎年度、少なくとも計12時間以上の研修を定期的・継続的に受けることが求められています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | 一般用医薬品の販売に従事する登録販売者 |
| 研修時間 | 毎年度、少なくとも計12時間以上 |
| 研修内容 | 医薬品の適正使用、法規、安全対策、リスク区分、販売時の対応など |
| 受講方法 | 集合研修、オンライン研修、eラーニングなど |
| 確認方法 | 修了証などで受講を確認し、勤務先が記録を保存する |
外部研修は、単なる形式的な勉強ではありません。現場でお客様に医薬品を販売する以上、登録販売者として知識を更新し続けるために必要なものです。
外部研修を受けないとどうなる?
外部研修を受けないと、すぐに登録販売者の資格そのものが消えるわけではありません。
ただし、研修の受講状況は、勤務先の記録や行政の確認対象になります。勤務先が登録販売者に必要な研修を受けさせていない場合、店舗側の管理体制として問題になる可能性があります。
また、登録販売者本人にとっても、研修を受けない状態が続くのはデメリットがあります。
外部研修を受けないデメリット
- 最新の医薬品知識や制度変更に追いつきにくい
- 勤務先から研修修了証の提出を求められた時に困る
- 転職時に研修受講状況を説明しにくくなる
- 店舗管理者・管理代行者としての信頼に影響する可能性がある
- 販売時の説明や相談対応に不安が残る
特に、登録販売者として長く働きたい方、正社員や店舗管理者を目指したい方は、外部研修を毎年きちんと受けておくことが大切です。
受講証明書や修了証は、勤務先に提出するだけでなく、自分でも保管しておくと安心です。
外部研修はeラーニングでも受けられる?
登録販売者の外部研修は、集合研修だけでなく、オンライン研修やeラーニング形式で実施されることがあります。
近年は、仕事や家庭と両立しやすいeラーニングを選ぶ人も増えています。スマホやパソコンで受講できるため、まとまった時間が取りにくい方にも向いています。
ただし、勤務先によっては指定の研修機関が決まっている場合があります。個人で申し込む前に、必ず会社や店舗責任者に確認しましょう。
外部研修eラーニングを選ぶ時のチェックポイント
外部研修を自分で選ぶ場合は、料金の安さだけで決めない方が安心です。
大切なのは、勤務先が認めている研修か、修了証が発行されるか、スマホで受けやすいか、期限内に終わらせやすいかです。
| チェック項目 | 確認すること | 注意点 |
|---|---|---|
| 勤務先の指定 | 会社指定の研修機関があるか | 勝手に申し込む前に必ず確認する |
| 修了証の発行 | 受講後に修了証・受講証明が出るか | 勤務先提出用に必要になることが多い |
| スマホ対応 | スマホだけで受講できるか | パソコン必須だと受講しにくい場合がある |
| 受講期限 | いつまでに修了すればよいか | 年度末ぎりぎりになると焦りやすい |
| 費用負担 | 会社負担か自己負担か | 領収書が必要な場合もある |
外部研修は「安ければ何でもいい」というものではありません。勤務先のルールに合っていて、修了証を提出できる研修を選ぶことが大切です。
外部研修の費用は会社負担?自己負担?

登録販売者の外部研修で不満が出やすいのが、費用負担と受講時間の扱いです。
実際には、研修費を会社が負担してくれる職場もあれば、自己負担になる職場もあります。また、勤務時間内に受講できる職場もあれば、休日や自宅で受けるよう求められる職場もあります。
ここは、職場によって差が出やすい部分です。
研修制度で確認したいポイント
- 研修費用は会社負担か、自己負担か
- 受講時間は勤務時間扱いになるか
- 店舗で受講できる時間を確保してくれるか
- 修了証の提出や管理を会社がサポートしてくれるか
- パート・アルバイトでも同じように研修支援があるか
もちろん、費用負担や勤務時間扱いのルールは会社ごとに異なります。だからこそ、今の職場に不満がある場合や転職を考えている場合は、求人を見る時に「研修制度あり」だけで判断しないことが大切です。
「研修制度あり」と書かれていても、費用が会社負担なのか、勤務時間内に受けられるのかまでは求人票に書かれていないことがあります。面接前に確認できるなら、確認しておきましょう。
研修制度が弱い職場で働き続けるデメリット

外部研修の費用は、1回あたりで見ると大きな金額ではないかもしれません。
しかし、毎年のことになると、費用だけでなく時間の負担も積み重なります。
| 負担 | 自己負担・休日対応の場合 | 支援がある職場の場合 |
|---|---|---|
| 研修費用 | 毎年、自分で支払う | 会社負担・補助がある場合がある |
| 受講時間 | 休日や帰宅後に進めることが多い | 勤務時間内に受講時間を確保してくれる場合がある |
| 精神的負担 | 「いつ受けるか」を自分で管理する必要がある | 会社側が案内・管理してくれる場合がある |
| 働きやすさ | 教育制度に不満が残りやすい | 資格者として大切にされている実感につながりやすい |
研修制度は、その会社が登録販売者をどれくらい大切にしているかを見るポイントにもなります。
外部研修を「個人任せ」にしている職場より、研修案内・費用補助・受講時間の確保まで整っている職場の方が、長く働きやすい可能性があります。
外部研修が負担なら、職場選びも見直そう

外部研修そのものは、登録販売者として必要な学びです。
ただ、研修費を毎年自己負担している、休日に研修を受けるのが当たり前になっている、会社から案内やサポートがほとんどないという場合は、職場環境を見直すきっかけにしてもいいでしょう。
登録販売者の働きやすさは、職場によってかなり差があります。給料、シフト、ノルマ、研修制度、資格手当、品出しの量、人間関係など、同じ資格でも環境は大きく変わります。
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求人を見る時に確認したい研修制度のポイント
研修制度が整った職場を探すなら、求人票の「研修制度あり」だけで判断しないことが大切です。
次のような項目まで確認すると、入社後のギャップを減らしやすくなります。
| 確認項目 | 質問例 |
|---|---|
| 研修費用 | 外部研修の費用は会社負担ですか?自己負担ですか? |
| 受講時間 | 勤務時間内に受講できますか?休日や自宅受講ですか? |
| 受講管理 | 修了証や受講状況は会社側で管理してくれますか? |
| 対象者 | パートやアルバイトも研修費補助の対象ですか? |
| 教育体制 | 外部研修以外に、社内研修やOJTはありますか? |
面接で聞きにくい場合は、転職エージェントに確認してもらうのも方法です。特に、研修費や勤務時間扱いは求人票だけではわかりにくいので、事前確認の価値があります。
外部研修に関するよくある質問
- Q. 外部研修を受けないと資格は失効しますか?
- A. 外部研修を受けなかっただけで、すぐに登録販売者の資格そのものが失効するわけではありません。ただし、勤務先には登録販売者に継続的研修を受講させる必要があり、受講状況の確認・記録も必要です。本人にとっても、研修未受講の状態は望ましくありません。
- Q. 外部研修は毎年必要ですか?
- A. はい。登録販売者として一般用医薬品の販売に従事する場合、毎年度、少なくとも計12時間以上の研修を受ける必要があります。
- Q. eラーニングだけで外部研修は完了できますか?
- A. 研修機関や勤務先のルールによります。オンライン研修やeラーニングに対応している場合もありますが、修了証の発行や勤務先の指定に合っているかを確認しましょう。
- Q. 外部研修の費用は会社が払うものですか?
- A. 職場によって扱いが異なります。会社負担・一部補助・自己負担など差があるため、勤務先のルールを確認してください。転職時は、研修費用や受講時間の扱いも確認しておくと安心です。
- Q. パートでも外部研修は必要ですか?
- A. 一般用医薬品の販売に従事する登録販売者であれば、雇用形態にかかわらず研修対象になります。パートやアルバイトの場合も、勤務先に受講方法や費用負担を確認しましょう。
外部研修とあわせて確認したい関連記事
外部研修の負担が気になる方は、職場環境や働き方もあわせて見直してみましょう。
まとめ:外部研修は毎年必要。負担が大きいなら職場環境も確認しよう
登録販売者の外部研修は、毎年度少なくとも計12時間以上、定期的・継続的に受ける必要がある研修です。
外部研修を受けなかっただけで、すぐに資格が失効するわけではありません。ただし、勤務先には研修を受講させる必要があり、修了証などで受講確認・記録保存を行うことが求められます。
研修は、集合研修だけでなく、オンライン研修やeラーニングで受けられる場合もあります。勤務先指定の研修機関があることも多いため、申し込み前に必ず確認しましょう。
また、外部研修の費用負担や受講時間の扱いは、職場によって差があります。毎年の研修費が自己負担、休日に受講するのが当たり前、会社からサポートがないという場合は、職場選びを見直すきっかけにしてもいいでしょう。
登録販売者として長く働くなら、給料やシフトだけでなく、研修制度・資格手当・教育体制まで確認することが大切です。
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